体貌
たいぼう
名詞
標準
appearance
文例 · 用例
公其の心事を余に語りて曰く、松隈内閣は一種の聯合内閣なり、之れを従来の内閣に比すれば、稍々進歩したる体貌を有するに似たりと雖も、其の実質は薄弱にして統一を欠き、情弊尚ほ依然として内部に纏綿せり。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
シナ人の体貌面相の日本人に異なるは、男女貧富を問わず、一般に緩慢なる相貌を有する点にあり。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
しかしてその風姿体貌にいたりては、またはるかに富峰に及ばずと。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
例えば人民の体貌、衣服等は、中央アジアの風に似たるところ多し。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
純次は博文館の日記を開いて鉛筆で何か書いているらしかったが、もぞもぞと十四五字も書いたと思う間もなく、ぱたんとそれを伏せて、吐きだすごとく、「かったいぼう」 とほざいて立ちあがった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ところが風よりももっとす早く、かったいぼうの手がでて来て、相変らず「ミゼラビリ・エチェレンツア」と鼻をならしつづけました。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
花売りにかったいぼう、手相見もいれば、飴屋もいる。
— 咸臨丸受取 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
その老紳士は、一見して学者と分かるような知的な体貌を備えていた。
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十年ぶりに再会した彼は、すっかり体貌が変わり、大人びた雰囲気を纏っていた。
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鏡に映る自分のやつれた体貌を見て、彼は病の深刻さを再認識した。
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