顕示
けんじ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #31109 · 青空 19 例
標準
manifestation
文例 · 用例
「わが誇るは益なしと雖も止むを得ざるなり、茲に主の顕示と黙示とに及ばん。
— 太宰治 『パウロの混乱』 青空文庫
そして研究者の直観にも一種の組織を作り、その内部的な総生命を顕示するのでなくてはならない。
— 三木清 『ゲーテに於ける自然と歴史』 青空文庫
即ち現象する一切、我々に現象として出会ふ一切のものが、或は根源的に二分してゐてそれが合体し得る場合か、或は根源的に統一してゐてそれが二分し得る場合か、のいづれかなることを暗示し、かかる仕方で自己を顕示してゐる。
— 三木清 『ゲーテに於ける自然と歴史』 青空文庫
そうなると、伸子の陳述にも、さした期待が持てなくなったことは云うまでもないが、別して法水が顕示した、不思議な倍音に達する二つの道にも、万が一の僥倖を思わせるのみのことで、早くも忘れ去られようとするほどの心細さだった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
それよりも私はむしろ戦勝正大の気魄、国家興隆の大精神が美術の上にも当然顕示されて、従来よりも一層健康な大芸術の勃興が期待し得ることを断言して憚らないのである。
— 藤島武二 『画室の言葉』 青空文庫
そして華麗で幻惑的な火花の顕示の短い期間を経ると、松葉はだんだん短くなり、その代りに数が増して来て、やがて散り菊の章に移って静かに消失するのである。
— 中谷宇吉郎 『線香花火』 青空文庫
つまりは、この籾を蒔いて収穫をし、それを力に便り船を待てというこの御顕示がわからぬのか」 楫取の甚八が詰まらなそうな顔でいった。
— 久生十蘭 『藤九郎の島』 青空文庫
「御顕示はわかったが、夏場になれば、茅葭のような強い草でさえ立枯れする。
— 久生十蘭 『藤九郎の島』 青空文庫
作例 · 標準
「突然の停電は、まるで自然の力による恐ろしい顕示のようだった。」
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「彼の才能の顕示は、発表会で多くの賞賛を集めた。」
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「指導者は、集会で自らの権威の顕示として、力強い演説を行った。」
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