スロープ
スロープ
名詞頻度ランク #26102 · 青空 271 例
標準
slope
文例 · 用例
小初は掘り下げた櫓台下の竪穴から浅瀬の泥底へ水を掻き上げて行くと、岸の堀垣の毀れから崩れ落ちた土が不規則なスロープになって水底へ影をひくのが朦朧と目に写って来た。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
真昼なり、街道のバスの埃、スロープのさみどりに開く※、ああ、八月。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
はちきれるばかりの精力に満ちた青草は、小屋の裏から起こるなだらかなスロープを、渦を巻き巻き埋めつくしていた。
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
緑のスロープも、高地になるに随って明るく、陰影が一刷毛に撫で下ろされた。
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
向ふの隅では、これもたつた独りで丘のスロープの上に立上つて、大声を張り挙げて切りに何か怒鳴つてゐる者もあつた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
」 柾生と肩をならべ、体育館敷地のスロープをくだっているとき、慶一は、このキャンパスに起こった、ささやかな変化に気づいた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
いまでは体育館下の、片側がグラウンドにむかって開いたトンネルになっている、かつての通学路のスロープをのぼりきって、右に視線を移動すると、ジャングルのようになった、グラウンドのむこう端を見わたせる。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
遥かの松林のスロープから、網干の風景をスケツチしてゐた Authony の竹下も、驚いて鉛筆をおいて立ちあがつた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
作例 · 標準
車椅子でも入りやすいように、入り口には緩やかなスロープが設置されている。
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重い荷物を台車で運ぶ際は、階段ではなくスロープを利用すると楽に移動できる。
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庭の段差をなくしてスロープにしたので、高齢の父も散歩がしやすくなった。
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