精米機
せいまいき
名詞
標準
rice huller
文例 · 用例
N君は継ぎはぎだらけのコール天の上衣を着て、目まぐるしく廻転する巨大な精米機の傍に、両腕をうしろにまはし、仔細らしい顔をして立つてゐた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
誰も居ないらしくしんとしてゐて、土間隅の精米機が埃にまみれて、ベルトがたるみ切ってゐる。
— 金田千鶴 『夏蚕時』 青空文庫
私は、その日、午後の数時間を費して猪木君のいろいろの体験談をきき、非常な興味を覚えましたが、中でも、今に忘れがたいのは、同君の精米機発明の苦心談でした。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
――「私が精米機の発明を思い立った動機は、これまでの精米機では、つきべりが非常に多いので、それをなるべく少くしたいというのでした。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
私は、その時、べつだん精米機のことを考えていたわけでもなかったのですが、まあ、何といったらいいでしょう、これが昔からいう天啓とでもいうのでしょうか、いなづまのように精米機構造の妙案が浮かんで来たのです。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
しかし、われわれのような局外者が、もし万一にもその言葉をそのままに受取って、猪木君の精米機の着想を偶然のものとし、猪木君自身の努力を過少に評価するようなことがありましたら、それはとんでもない誤りだといわなければなりません。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
もし猪木君が、ふだん精米機について何の関心も持たず、従ってその発明のために何の努力も払っていなかったとしたら、水だまりの月影は、単に眼にうつる景色以上の意味をもつものではなく、それが二つにわれてゆらめいたからといって、猪木君の心にとくべつな刺戟を与える原因にはならなかったはずであります。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
どこかで鍛冶屋の槌の音と精米機のサアサア云う音が聞える。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
作例 · 標準
昔の家には、手動の精米機がよく置かれていたものだ。
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新しい精米機を導入したおかげで、作業が格段に楽になった。
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家庭用の精米機で、いつでも新鮮な米を食べることができる。
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