上騰
じょうとう
名詞動詞-サ変
標準
advance
文例 · 用例
林の一角、直線に断たれてその間から広い野が見える、野良一面、糸遊上騰して永くは見つめていられない。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
距離感と時間的観念とはいつの間に消滅していて落下か上騰か不明の運動に慧鶴の精神も肉体も支配され、息も詰まるばかりの緊張で宇宙のどこかに放たれ飛んで行った。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
やがて、新しい瓦斯を充満した軽気球は砂袋を落として、静かに身をゆすぶりながら上騰しはじめた。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
其の鈍色を破ツて、處々に煤煙が上騰ツてゐる。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
富の勢力は軈かに上騰したり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
橋上流の上をみれば、近く噴氣の絶えず上騰するをみる。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
徑凡そ町餘、硫氣の上騰して絶えざるもの、信に此の穴なり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
余屡ば木履を奪いたる、窩氣は沸々聲の聲ありて、噴氣と共に泥土の上騰するもの、時に或は數尺ならむとす。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
作例 · 標準
株価の急激な上騰により、市場は活気に満ちている。
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彼は、技術革新による事業のさらなる上騰を目指している。
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物価の上騰が続くと、庶民の生活はますます苦しくなる。
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