上冬
じょうとう
名詞
標準
tenth month of the lunar calendar
文例 · 用例
油画の元祖の川上冬崖は有繋に名称を知っていて、片仮名で「ダイオラマ」と看板を書いてくれた。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
川上邦世君は古い洋画家川上冬崖氏の孫で、私の弟子となり、美術学校卒業後今日に及んでいる。
— その後の弟子の事 『幕末維新懐古談』 青空文庫
以上冬期でないものおよび単独行でないもの(カッコ内のもの)も列記したが、これによって見ればほぼ容易な山行から漸次困難な山行へ進んでいるといえよう。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
(6) 昭和十六年七月十五日長野地震の発光 この地震の時も発光が各地で観察されたが、岸上冬彦博士及び矢橋徳太郎理学士の調査の結果、送電線の切断による火花と結論された。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
上も下もすっかり黒ずくめで、それがとてもじょうとうのきれで、その上にエナメルのくつをはき、押しつぶすと、てんじょうと縁鍔だけになるぼうしをかぶっていました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
よく召使の仕着に、じぶんの着料よりもじょうとうな布をもちいるものがありますが、わたくしもじぶんの影を人間にしたててあるのです。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
すると、ひとりのお百姓さんのおかみさんが通りをやってきて、「じょうとうのジャムはどうかね、じょうとうのジャムはどうかね。
— グリム Grimm 『いさましい ちびの仕立屋さん』 青空文庫
どのへやにもじょうとうの道具がそろっていて、入り用なものは、すずやしんちゅうでまことにみごとにそなえつけができていました。
— グリム Grimm 『漁師とそのおかみさんの話』 青空文庫
作例 · 標準
農作物の収穫が終わり、静かな上冬を迎える頃だ。
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上冬の澄んだ空気は、冬の訪れを告げているようだ。
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昔は、上冬になると、人々は冬支度を始めていた。
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