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目色

めいろ
名詞
1
標準
facial expression
文例 · 用例
目色、毛色が違うという事が、之程までに敵愾心を起させるものか。
太宰治 十二月八日 青空文庫
」 寄居虫で釣る小鰒ほどには、こんな伯父さんに馴染のない、人馴れぬ里の児は、目を光らすのみ、返事はしないが、年紀上なのが、艪の手を止めつつ、けろりで、合点の目色をする。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
外面女菩薩――内心如夜叉 心得たか、と語らせ給へば、羅漢の末席に侍ひて、悟顏の周梨槃特、好もしげなる目色にて、わが佛、わが佛殿と道人の問答より、木の葉を衾の男女の睦言、もそつとお説きなされと言ふ。
泉鏡花 妙齡 青空文庫
髯の旦那は、眉の薄い、頬の脹れた、唇の厚い、目色の嚴い猛者構。
泉鏡太郎 錢湯 青空文庫
「すう、とこう、畳を離れて、」「ははあ、」 とばかり、僧は明の手のかげで、燈が暗くなりはしないか、と危んだ目色である。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
」 と謂うと斉しく、まだ酒のある茶碗を置いた塗盆を、飛上る足で蹴覆して、羽織の紐を引掴んで、横飛びに台所を消えようとして、「赤いか、」 お蔦を見向いて面を撫でると、涼しい瞳で、それ見たかと云う目色で、「誰が見ても……」と、ぐっと落着く。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
賢しい智識からこれと深められた目色は見えぬが、ただの農民の妻だったに過ぎぬが、いかにもお人よしの隔てのない愛敬がその顔にも表れていた。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
それ以来彼の女は、全く茫然としてしまって、いつも恐怖にとりつかれた目色をしているのです。
コナン・ドイル 暗号舞踏人の謎 青空文庫
作例 · 標準
彼の目色が変わったのを見て、何か良くないことが起こったと悟った。
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彼女は、相手の目色を読み取り、本音を察するのが得意だ。
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会議中、上司の目色を伺いながら、慎重に発言を選んだ。
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