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本宅

ほんたく
名詞
1
標準
one's principal residence
文例 · 用例
犬に吠えられるのは怖かったが、これはまた非常に可笑しく思ったから今以て思い出して独り興ずる折もある位で、本宅を捜したらまだ其大巾着がどこかにあるだろうと思います。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
郊外にいる室子の父の妾の子であり乍ら、しじゅう、通油町の本宅の家の子として引取られている蓑吉は、折を見つけては姉のいるこの橋場の寮へ遊びに来|度がっている。
岡本かの子 青空文庫
室子の父の妾の子である蓑吉は、乳離れするころ、郊外の妾の家から通油町の本宅へ引取られた。
岡本かの子 青空文庫
蓑吉は本宅の茶の間の炬燵へちょこなんと這入って、しきりに戦争の絵本かなにかに見|耽っている。
岡本かの子 青空文庫
…… 婆さんは幾らも居る、本宅のお針も婆さんなら、自分に伯母が一人、それもお婆さん。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
死んだは、活きたは、本宅の主人へ電報を、と蜘蛛手に座敷へ散り乱れるのを、騒ぐまい、騒ぐまい。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
すると酒屋はたちまちカイロ団長の本宅にかわりました。
宮沢賢治 カイロ団長 青空文庫
ところで、一軒は御本宅、こりゃ村の草分でござりますが、もう一軒――喜十郎様が隠居所にお建てなされた、御別荘がござりましての。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
作例 · 標準
彼は、別荘は持っているが、本宅は都心にある。
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住所変更の手続きでは、本宅の登記情報が必要になった。
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長年住み慣れた本宅を離れるのは、寂しいものだ。
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