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偽り者

いつわりもの
名詞
1
標準
impostor
文例 · 用例
「先生、あなたの御身分は決して他人に洩らすまいと、神にも誓って置きながら、今夜のようなことが出来いたしましては、定めてわたくしを偽り者ともお憎しみでござりましょうが、これには別に仔細がござります。
旅絵師 半七捕物帳 青空文庫
まして人に忠実にして悪く取られ、人に勝っているのに劣った者のように思われ、厚い心を持ちながら情け薄い者のように扱われ、努めて道に従っているのに偽り者のように取られては、不平は変じて憤怒となり、怨嗟は更に遺恨ともなるであろう。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
その当時しばらく別れているということさえも自分にはつらかったのに、こうして一人でも生きていられるものであると思うと自分は偽り者のような気がするとも帝はお思いになった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
あの時、我が子を無理に引っ張って勝ッたため、偽り者め、かたり奴と御奉行様に罵られて、お返し申す言葉もなく帰りました女でございます。
浜尾四郎 殺された天一坊 青空文庫
今から思えばあの時お白洲で、『偽り者め、騙りめ』と仰言った御奉行様のあのお声が江戸中の人々の口からこだまして響いて来るのでございます。
浜尾四郎 殺された天一坊 青空文庫
御奉行様が「偽り者め」と一言仰言ッたからでございます。
浜尾四郎 殺された天一坊 青空文庫
御落胤か、偽り者か、問答しながら、顔色を見ようと――うまうま篏った」 と、伊賀亮は、俯いて、眼を閉じた、越前守が、伊賀亮へ「飴色網代の駕へ、何故、許しもなく御乗り召さる」 と、いった口調は、返答によっては、差置かぬぞ、という鋭さが含まれていた。
直木三十五 大岡越前の独立 青空文庫
天一坊は何故か判らなかったが、越前守の言葉が烈しいので、首を差出して、菅笠を覗き込むと「宝沢とは偽り者めッ、それッ」 と、叫ぶと、右手で、胸を突いた。
直木三十五 大岡越前の独立 青空文庫
作例 · 標準
王室の正当な後継者だと名乗って現れたその青年は、結局のところ財産目当ての偽り者だった。
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人々を言葉巧みに騙し、全財産を奪っていったあの偽り者を絶対に許すわけにはいかない。
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自らを「伝説のハッカー」と称していたが、界隈では単なる偽り者として扱われている。
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