睚眥
がいさい
名詞
標準
glaring with hatred
文例 · 用例
お勢の入塾した塾の塾頭をしている婦人は、新聞の受売からグット思い上りをした女丈夫、しかも気を使ッて一飯の恩は酬いぬがちでも、睚眥の怨は必ず報ずるという蚰蜒魂で、気に入らぬ者と見れば何かにつけて真綿に針のチクチク責をするが性分。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
)……その疑がいさいなかったら、……今日までおめおめ生きてる私やあれしませんねんけど、……そうかて死んでしもた人恨んだとこで仕方あれしませんし、今でも光子さんのこと考えたら「憎い」「口惜しい」思うより恋しいて恋しいて、……ああ、どうぞ、どうぞ、こない泣いたりしまして堪忍して下さい。
— 谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 青空文庫
作例 · 標準
彼は裏切り者に対して、睚眥の表情を浮かべていた。
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復讐の念に燃える彼は、敵の姿を捉えると睚眥して歯ぎしりした。
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「睚眥」とは、目を吊り上げて相手を憎々しげに睨みつけることを意味する、非常に強い怒りを表す言葉だ。
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