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耽美

たんび
名詞頻度ランク #40239 · 青空 67
1
標準
aestheticism
文例 · 用例
彼の生活は、今や空虚な狂熱や、耽美的な情緒に惑溺する時代を通り越した。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
自分の身に降りかゝつた絶対の拘束は、一足飛に彼と「自由」との間の間隔を狭めてしまつて、極めて密着した関係に於て彼は自由の耽美者、慾望者、希求者とならねばならなくなつた。
平出修 逆徒 青空文庫
「大川宗三郎君(作者註、大川氏は麻川氏の先輩で、その頃有名な耽美派作家とも悪徳派作家とも呼ばれて居た。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
たとえば、硯友社に反抗して起った自然主義が、いくら平面的文学であり、その後に起った耽美派文学がまた、単なる言葉の織物であるにしても、其処には推移そのものの真理が厳存するのだから仕方がない。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
赫子の義兄大川宗三郎氏の陰影の深い耽美的作品に傾倒して居た私が大川氏の愛玩すると評判高い赫子に多くの価値を置こうとするからだった。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
さうしてまたオスカアワイルドやヴエルレエヌを牢獄の底に泣かしめた悲しい耽美の心意気をも、青玉の露をふり落す葦の葉の囁きをも、カアネエシヨンの花を恐るる小さな緑蛇の心をも、私はまたよく知つてゐる。
北原白秋 桐の花 青空文庫
自分は耽美主義の作品、或は心理小説、単なるリアリズムの作品にある種の物足らなさを感ずるのは、その作品に道徳性の欠乏しているためではないかと思う。
菊池寛 志賀直哉氏の作品 青空文庫
試楽の日の源氏の舞い姿のあまりに美しかったことが魔障の耽美心をそそりはしなかったかと帝は御心配になって、寺々で経をお読ませになったりしたことを聞く人も、御親子の情はそうあることと思ったが、東宮の母君の女御だけはあまりな御関心ぶりだとねたんでいた。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
その映画は、映像美にこだわり、耽美的な世界観を描き出していた。
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耽美文学は、しばしば退廃的で退屈なものと見なされがちだが、独自の魅力がある。
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「彼女のファッションは、常に耽美的で、周りの目を引く。」
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