手招く
てまねく
動詞-五段-カ行
標準
to beckon
文例 · 用例
しかも虚栄の姿は、もっとも甘やかに華やかに人々を誘惑の手で手招くのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」 とッちて、着きも無いことを云うのを、しんみりと聞いて、清葉はなぜか、ほろりとしたが、一石橋の方へ身を開いて向返った処で、衣紋をつくって、ちょっと、手招く。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 雲平なるもの、板昆布のような袖口から、真黒な手を出して、図太く浚え込む形で手招く。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
どなたでございます」(妙な美男、しきりに手招く。
— 岡本かの子 『或る秋の紫式部』 青空文庫
そこで屋形の船のひとつを私は小手招く、そこここの薄墨の、また朱のこもった上の空の、霧はいよいよ薄れて、この時、雲のきれ間から、怪しい黄色の光線が放射し出した。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
おれにも似合わねえ早がてんしたもんだな……つぶやきながら、かんからとうち笑っていましたが、ふいっと立ち上がって伝六をこかげに手招くと、ささやくように小声でききました。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
そこで屋形の舟のひとつを私は小手招く。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
面白いものを見せてやるから」 娘を小手招く三輪の万七。
— 南蛮仏 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
母親が、庭で遊ぶ子供たちを手招いた。
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迷子にならないようにと、先生は生徒たちを手招いて集めた。
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彼は黙って、奥の部屋へ手招いた。
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