追い払う
おいはらう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞頻度ランク #35660 · 青空 457 例
標準
to drive away
文例 · 用例
牧羊者の祖先が山地の住民であったためか、それとも羊を追い回しおおかみでも追い払うために使われたものか、ともかくもいわゆるステッキとはだいぶちがったものである。
— 寺田寅彦 『ステッキ』 青空文庫
そうなると、家主にも不憫が出て、たってこの親子を追い払うわけにも行かなかった。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
この眠けを追い払うためには実際この一杯のコーヒーが自分にはむしろはなはだ必要であったのである。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
」 私は追い払うように左手を振った。
— 太宰治 『断崖の錯覚』 青空文庫
お前等を追い払う心は無くなった……それをまた何故にお前等はそのように肩をせばめて逃げて行くのだ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
と云うのは、この母子が折々に里へ出て物を乞う時、快く之に与うれば可矣、若し情なく拒んで追い払うと、彼等は黙って笑って温順く立去るが、其家は其夜必ず山を手先に遣うとも伝えられた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
かの女は、持って居たフォークの先で、何か執拗なものを追い払うような手つきをした。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
その時、ふと、隣室の母を見ると、母は口を力無くあけて肩で二つ三つ荒い息をして、そうして、痩せた片手を蠅でも追い払うように、ひょいと空に泳がせた。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
作例 · 標準
例句