行文
こうぶん
名詞
標準
writing (style)
文例 · 用例
根岸派では、饗庭篁村が先達で、八文字舎風の軽妙洒脱な紀行文を書き『東京朝日』の続きものとして明日を楽しませた。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
一群の人たちは、遅塚麗水、大町桂月、江見水蔭、田山花袋、久保天随、坪谷水哉などであるが、花袋が紀行文家と言われた時分は、自然派文学勃興以前のことで、文章に感傷癖はあったが、淡泊清新、ことに武蔵野あたりの原野や雑木林の寂しさを、淡彩的に点描するのに巧みであった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
武蔵野といえば、ただちに独歩の名作が連想されるが、花袋も紀行文家として「野の人」であった、武蔵野の人であった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
自然派勃興以後の花袋自身は、おそらく「こんなもの」と言うかもしれないが、私のすきな花袋は、やはり情緒綿々たる紀行文家の花袋である。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
しかし直接に文通したのは、少しく金の入用があったので、白峰の紀行文を、花袋を通じて『太陽』に寄せたときが初めてであった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
花袋の周旋で『太陽』に載せられた白峰三山の紀行文は、意外の人の知己を得た。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
越後の豪家|高頭仁兵衛氏が、山岳辞彙ともいうべき浩澣な原稿をかかえて、志賀先生を訪問せられたとき、横浜にいる人が、こんな紀行文を発表している、山を知っている人らしいから、訪問してみたらどうかと、注意されたそうだ。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
その文中で花袋の近作、紀行文集『草枕』の中の事実に合っていない個所を注意した。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
作例 · 標準
彼の文章は行文が美しく、多くの読者を魅了している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この小説は、独特の行文が特徴で、一度読むと忘れられない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ああ、あの作家さんの行文、本当に素晴らしいよね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash