地仙
ちせん
名詞
標準
earthly immortal (in Taoism)
文例 · 用例
但しその風※は地仙の格、豫言者の概があつた。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
飛仙となつて、羽ばたきの音けたたましく大空を翔けめぐるべきはずだつた馬明生の体は、見る見るうちに佝僂のやうに折れ曲つて、やがて小さな地仙となつてしまつた。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
飛仙となつて、羽ばたきの音けたたましく大空を翔けめぐるべきはずだつた馬明生の体は、見る見るうちに傴僂のやうに折れ曲つて、やがて小さな地仙となつてしまつた。
— 薄田泣菫 『春の賦』 青空文庫
彼も福仙と同じく義経の旗持ちであったのが、この山に入って自分もまた地仙となったという。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
孔明は日々悠久なる天地をながめ、あたかも霞を喰うて生きている天仙か地仙のごとく物静かに日々を黙して送っていたが、一日、書をしたためて、ひそかに陳倉道にある魏延の陣へ使いを出した。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
たとひ万年生きばとて飽くこと知らぬ我なれば、恋の初めのここちせん。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
しかし人間の寿命はそう限りなきものではないから、そのうちには寿命がつきてアノ遠き浄土に旅立つ事になろうから、そこで旅立ちせん前に精力のあらん限りを尽して国に報い、世に酬ゆる丹心を発展さすべきものである。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
たとえば主人が遠くへ旅立ちせんとして家を出ずるにあたり、奴隷どもに家事の権を委任して、各自の務めを定め、全家の安全を守るべき門守たる者には特に「目を覚ましおれ」と、命じておいたようなものだ。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
作例 · 標準
道教の伝説には、多くの地仙が登場します。
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地仙は、山中に隠棲し、仙術を修めると言われています。
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彼は地仙のような神秘的な雰囲気をまとっていた。
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