徒士組
かちぐみ
名詞
標準
bodyguards in service of the shogun who would walk ahead of him on an outing (Edo period)
文例 · 用例
下谷御徒町に住んでいる諸住伊四郎という御徒士組の侍が、よんどころない用向きの帰り路に日本橋の浜町河岸を通った。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
大原右之助は二十二歳で御徒士組の一人としてきょうのお供に加わって来ていた。
— 岡本綺堂 『鐘ヶ淵』 青空文庫
こうして、坂入半七は意外の面目をほどこした上に、意外の恩賞にあずかったので、その以来、御徒士組の者は競って水練をはげむようになった。
— 岡本綺堂 『鐘ヶ淵』 青空文庫
いずれにしても、それが動機となって、御徒士の面々はみな油断なく水練の研究をすることとなったのみならず、吉宗はさらにそれを奨励するために、毎年六月、浅草駒形堂附近の隅田川において御徒士組の水練を行なわせることとした。
— 岡本綺堂 『鐘ヶ淵』 青空文庫
公方家から特別に御賞美のおことばを下されたのは徒士組の名誉であると、組頭も喜んだ。
— 岡本綺堂 『鐘ヶ淵』 青空文庫
そのあくる日、お徒士組丹下左膳の名が、ゆえしれず出奔した廉をもって削られたのである。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
喜十郎は三百二十石で、徒士組総支配を勤めている、代二郎は右京亮に云った。
— 山本周五郎 『初夜』 青空文庫
佐藤喜十郎もおちつかないようすだった、彼は徒士組総支配だから登城していただけで、この騒ぎには巻きこまれたくなかったし、もとよりそんな役は引受けたくなかった。
— 山本周五郎 『初夜』 青空文庫
作例 · 標準
将軍の行列では、徒士組が先頭に立って警護を務めたという。
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江戸時代の絵巻物には、威厳ある徒士組の姿が描かれていることが多い。
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徒士組は、将軍の身辺警護だけでなく、様々な雑務もこなしたと伝えられる。
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