自惚れる
うぬぼれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be conceited
文例 · 用例
君が自殺をしたなら、僕は、ああ僕へのいやがらせだな、とひそかに自惚れる。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いや、自惚れるだけのことはあったのかも知れない。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
今夜は特に奮発して晩酌三合(いつもは二合)、いゝ気持で寝てゐるところを揺り起された、臨検だといふ、お役目御苦労、問はれるまゝに日本禅宗史を一席辯じて、おまはりさんと宿の人々を感心させた(と自惚れる)。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
自分が、まだ、ひとに可愛がられる資格があると自惚れることの出来る間は、生き甲斐もあり、この世も楽しい。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
暗鬱、愚痴、こんなものは敵だとおもつてゐるのだ、さりとて情熱の欠けた日にペンを構えてゐる己れの面つきを想像すると、どうしても、これも修業だと自惚れるわけにはいかなかつた。
— 牧野信一 『「学生警鐘」と風』 青空文庫
自惚れると妙な理窟がつくもんで、新聞記者の大洞福弥君、二学士の落第を聞いて鼻を揺めかした子。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
斯んなことを云ふと、私が何か忠実な家族の一員で、世俗的な何かの負担でも感じてゐる(自分ではそんな風に自惚れることもあつたが)やうだが、私のこの他人に迷惑を及ぼす程の怠惰性は生来なのである。
— 牧野信一 『毒気』 青空文庫
」 だが、Tetrazzini よ、そんなに自惚れるものではない。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
例句