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律詩

りっし
名詞
1
標準
lüshi
文例 · 用例
それは旅中で知合になった遊歴者、その時分は折節そういう人があったもので、律詩の一、二章も座上で作ることが出来て、ちょっと米法山水や懐素くさい草書で白ぶすまを汚せる位の器用さを持ったのを資本に、旅から旅を先生顔で渡りあるく人物に教えられたからである。
幸田露伴 観画談 青空文庫
でないならば、我等の詩興は感興に乘じて高翔し、ややもすれば「韻律の甘美な誘惑」に乘せられて、不知不覺の中に「口調の好い定律詩」に變化してしまふ恐れがある。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
律詩と自由詩との特異なる相違を一言でいへば、實に「拍子本位」と「旋律本位」との音樂的異別である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
我我が定律詩を捨てて自由詩へ走つた理由は、理論上では象徴主義の詩學に立脚してゐるが、趣味の上から言ふと、正直のところ、定律詩の韻律に退屈したのである。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
律詩の音樂的效果は、主としてその明晰にして強固なる拍節にある。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
それ故に自由詩には、定律詩に見る如き音韻の明晰なる拍節がない。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
かの軍隊の歩調の如く、確然明晰なる拍節を踏む定律詩は、到底この種の縹渺たる、音韻の艶めかしい黄昏曲を奏することができない。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
かの定律詩の詩學で定められた韻律の種種なる方則、即ち平仄律、語格律、語數律、反覆律、同韻重疊律、押韻頭脚律、押韻尾脚律、行數比聯律、重聯對比律等の煩瑣なる押韻方程式も、畢竟「拍子の樣樣なる樣式」即ち音韻や詩形の周期的な反覆運動を原則としたる者に外ならぬ。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
作例 · 標準
杜甫は、律詩の形式を完成させた中国最高の詩人の一人とされる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
漢詩の授業で、美しい対句が用いられた律詩を鑑賞した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は趣味で漢詩を作っており、特に五言律詩を得意としている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

律詩(りっし)は、漢詩における近体詩の代表的な詩型の一つ。8句からなる。

出典: 律詩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0