福徳
ふくとく
名詞
標準
fortune
文例 · 用例
勝軍地蔵はいつでも武運を守り、福徳を授けて下さるという信仰の対的である。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
歓喜天御堂、と指して、……福徳を授け給う……と記してある。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
「福徳って、お金ばかりじゃありませんわ。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
「某甲當年何十何歳、自ら顧みるに從來の自己は自己の豫期したりし所に負くこと大にして、而して今日に及べり、既往は是非に及ばず、今後は奮つて自ら新にし、自己をして善美のものたらしめ、從つて自己の目的希望をして遂げしめ、福徳圓滿、自己の理想境に到達するを期せん。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
僕は人の手に作られた石の地蔵に、かしこくも自在の力ましますし、観世音に無量無辺の福徳ましまして、その功力測るべからずと信ずるのである。
— 泉鏡花 『おばけずきのいわれ少々と処女作』 青空文庫
「何某当年何十何才、自分を顧みるに従来の自分は自分の予期した所に背くこと大にしてそして今日に及ぶ、過ぎたことは仕方がないが、今後は奮って自分を新にして自分を善美のものにし、そして自分の目的希望を成し遂げ、福徳円満、自分の理想境に到達するようにしたい。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
答えて言う、姉妹よ汝が意は正に福徳に在るべしと。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
いの一番に参詣して一年中の福徳を自分一人で受ける考え――朝はちょっと人が薄く、午前十時頃からまた追々雑踏するが、昼の客は割合にお人柄で、夕刻から夜に掛けてお店者並びに職人のわいわい連中が押して来て非常な騒ぎとなる。
— 熊手を拵えて売ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
彼は福徳に恵まれ、人生を豊かに生きた。
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このお守りは、福徳招来のご利益があると言われている。
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「福徳を授かるよう、日々精進します」と彼は誓った。
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