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不貞

ふてい
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #43900 · 青空 258
1
標準
unfaithfulness
文例 · 用例
我れはかゝる果敢なき運を持ちてこの世に生れたるなれば、殿が憎くしみに逢ふべきほどの果敢なき運を持ちて、この世に生れたるなれば、ゆるし給へ、不貞の女子に計はせさせ給ふな、殿。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
はかなし、はかなし、桜町の名を忘れぬ限り、我れは二タ心の不貞の女子なり」 児を静かに寝床にうつして、女子はやをら立あがりぬ。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
身の行ひは清くもあれ、心の腐りのすてがたくば、同じ不貞の身なりけるを、いざさらば心試しに拝し参らせん。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
百萬長者の紳士は、不貞の妻に家出をされ、黄金の中に埋れながら、人生の無意義を知つて怏々として居る。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
それが人づてに、その不貞の妻が玉の井へんにいると聞いて、今それを捜しに出かけるのだと仮定してみる。
寺田寅彦 蒸発皿 青空文庫
私はなんだか自分までが馬鹿にされたような気になり、ああ、いやだ、いやだ、昼行燈みたいにぼうっとして、頼りない人だと思っていたら、道の真中で私に金を借りるような心臓の強いところがあったり、ほんとうに私は不幸だわ、と白い歯をむきだして不貞くされていた。
織田作之助 天衣無縫 青空文庫
――わざわざこんな不貞な妻を助けるなんて、何と云う愚なことだろう。
渡辺温 勝敗 青空文庫
他のいいところへお嫁に行けばよかった等と、そんな不貞な、ばかな事は、みじんも考えて居りませんのですから。
太宰治 きりぎりす 青空文庫
作例 · 標準
夫の不貞行為が発覚し、彼女は直ちに離婚の手続きを進めることにした。
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裁判では、配偶者の不貞を証明するための決定的な証拠が提出された。
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ドラマの主人公は、恋人の不貞を許すことができず、静かに別れを告げた。
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