回国
かいこく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
traveling throughout the country (travelling)
文例 · 用例
第×回国際パンクラブ総会が開かれた、フランスからやつてきたクラブ員は、紙風船を手にして壇上に立つた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
第十四回国際ペンクラブの大会は、会合地の関係もあって、英米ともに文学の現役を送らず、文学的には貧弱であったが、それにしても猶、日本から遙々出席した「夜明け前」の作者藤村は、深き様々の印象を与えられたらしい。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
かつての新聞班パンフレットによる農山漁村の対策に期待した日本の無産者の一部分は、その後の国防絶対至上主義化によって見ごとに背負い投げを食わされたが、政治家風の空頼みが今回国民に多少の期待を吹き込んだということも、話は小さくて稀薄だが、別に之と異った現象ではないかも知れぬ。
— 戸坂潤 『近衛内閣の常識性』 青空文庫
第二回国際革命作家大会がソヴェト革命第十三年記念祭を機会にハリコフで持たれようと云うのだ。
— 宮本百合子 『ソヴェト文壇の現状』 青空文庫
世界革命文学の第二回国際会議への召集状は発せられた。
— 宮本百合子 『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』 青空文庫
第二次ヨーロッパ大戦後における第一回国際ペンクラブの大会が、一九四六年の夏、ストックホルムで開かれた。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
ブェノスアイレスの第十四回国際ペンクラブ大会へ出席した島崎藤村が、この大会の世界ファシズムに反対する決議や世界平和と文化を守る決議に当惑して、日本の文学者として何一つ責任ある発言をさけてかえってきたことは、当時の日本の状態をあからさまに語っている。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)』 青空文庫
「庄司甚内というは同じ盗賊ながら日本を回国し、孝子孝女を探し、堂宮の廃れたるを起こし、剣鎗に一流を極わめ、忍術に妙を得、力量三十人に倍し、日に四十里を歩し、昼夜ねぶらざるに倦む事なし。
— 国枝史郎 『三甚内』 青空文庫