戒告
かいこく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #42443 · 青空 41 例
標準
admonition
文例 · 用例
それ位で知人もない神戸へ行くのは危険だ、それは止したがいいと、私はしきりに手を振ったが、七面鳥さんなかなか強情っ張りで、容易に私の戒告を聴こうとはしなかった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
“隣りのアリシロ区では一人たりないぞ”という戒告だった。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
発売禁止後に起つた事件と云へば、ただそれ位のもので、私は別に免官にもならず、休職にもならず、戒告一つ受けるでもなしに終つた。
— 河上肇 『随筆「断片」』 青空文庫
その時突然、鐘が一時を打った時には、最初のお見舞いを受けねばならぬことを幽霊の戒告して行ったことを想い出した。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
その要旨がメメント モリという短い死の戒告に結晶せられたのであろう。
— 田辺元 『メメント モリ』 青空文庫
ところでこの戒告は、現代のわれわれにとって、今述べた詩篇の一節に含まれて居たような内容とはだいぶん違った一層深き意味をもつごとくに思われる。
— 田辺元 『メメント モリ』 青空文庫
改めて戒告せられるまでもなく、われわれは二六時中死に脅かされつづけて居るのだからである。
— 田辺元 『メメント モリ』 青空文庫
否、今日の人間は死の戒告をすなおに受納れるどころではなく、反対にどうかしてこの戒告を忘れ威嚇を逃れようと狂奔する。
— 田辺元 『メメント モリ』 青空文庫