白眼視
はくがんし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
looking coldly on
文例 · 用例
いつも文壇から白眼視されてる、僕等の長い「詩人の嘆き」が、今日昭和の文壇で、かうした反響を見ることは意外であつた。
— 萩原朔太郎 『悲しき決鬪』 青空文庫
ただ一つ異なるところは自然主義が社会性を重要視し、現実生活を正視しようとしたに反し、高蹈派は人間社会を白眼視して、真の孤独的な貴族主義に徹入し、独善生活の雲の中に入り込んでしまったことだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
第二は、南海と放浪とを愛する点では同様だが、之はずっと拗ねた烈しい行き方で、文明社会を故意に白眼視し、いわば、生きながら骨を南海の風雨に曝しているとでもいった虚無的な人間。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
其処へ兼々勝頼の側姦の士と白眼視された長坂、跡部の両人がやって来た。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
それやこれやで、初太郎の自分に對する感情も以前の通りであることは出來難くなり、自然自分を白眼視するに至つた。
— 若山牧水 『古い村』 青空文庫
またたとへ解つてもだ、自分はあの通り社會に敗れ俗世間を白眼視してゐるやうな人間でも、親となると矢張子がその俗世間で、一かどの者となることを望む心を抑へることが出來ないんだ。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
「どうも、世間の者あこの俺を高利で食っとる云うて白眼視するがな、三井三菱とこの俺と較べてどれだけやり口が違うというのだ。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
どんなに白眼視され相手にされなくても、またのチャンスを狙いながら探検隊をはなれなかったのである。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫
作例 · 標準
彼の奇抜な発想は、最初は周囲から白眼視された。
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異質なものに対する白眼視は、社会の進歩を妨げる要因となる。
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「もう!そんなに白眼視しないでよ、私も真剣なんだから!」と彼女は訴えた。
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