二つ返事
ふたつへんじ
名詞
標準
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文例 · 用例
金百両――この時代においては莫大の金であるから、歌女寿も二つ返事で承知した。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
やあ公は二つ返事で店をふたりにあずけた。
— 新美南吉 『空気ポンプ』 青空文庫
しんせつついでだ、酒屋へ寄ってくれ、と云うと、二つ返事で快く引受けたから、図に乗ってもう一つ狐蕎麦を誂えた。
— 泉鏡花 『第二菎蒻本』 青空文庫
それを聞いて、夫婦は直ぐに商売気を出して、あの猫をわたしたちに売ってくれないかと掛け合うと、婆さんは二つ返事で承知した。
— 岡本綺堂 『虎』 青空文庫
二つ返事で承諾するような男なら、頼もしくもないよ。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
もし、その時、出方が『あの犬塚信乃さんが』とでも云ったら、私は二つ返事で会いに行ったかも、知れなかったのだけれど、染之助と云うと、直ぐ馬道であった色の蒼黒い小男の顔が、アリアリと眼の前に浮んで来て、逢う気はしなかったのですよ。
— 菊池寛 『ある恋の話』 青空文庫
町人衆ならばわけを話して身代わりに抱き込んだら、一生旗本暮らしに出世のできることなんだから、二つ返事で承知するだろうとね、毎日毎日、妹が捜し歩いているうちに――」「よし、もうわかった。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
なんにしても、そんなものはすぐに突き戻してしまえばよかったのですが、その猿の仮面がほんとうに光るかどうか、父はもう一度ためしてみたいような気になったので、ともかくも二、三日あずけておいてくれと言いますと、孝平は二つ返事で承知して、その仮面を父にわたして帰りました。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
週末のキャンプに誘うと、彼は二つ返事で参加を承諾してくれた。
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困っている友人を助けるため、彼女は二つ返事で協力を申し出た。
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念願のプロジェクトの担当に指名され、私は二つ返事で引き受けた。
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