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話し手

はなして
名詞頻度ランク #25850 · 青空 134
1
標準
speaker
文例 · 用例
大勢の乗客の中に旅の商人が一人、 (薬売の様な風体) それが、話し手である。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
日常接している人だと、いちばん最初に咽喉を掃除するための「エー」という発声を聞いただけで話し手の顔がありありと面前に出現するのは全く不思議である。
寺田寅彦 ラジオ雑感 青空文庫
生をもう二つ」 話し手の方の青年は馴染のウエイトレスをぶっきら棒な客から救ってやるというような表情で、彼女の方を振り返った。
梶井基次郎 ある崖上の感情 青空文庫
あっはっはは」 話し手の男は自分の話に昂奮を持ちながらも、今度は自嘲的なそして悪魔的といえるかも知れない挑んだ表情を眼に浮かべながら、相手の顔を見ていた。
梶井基次郎 ある崖上の感情 青空文庫
もっぱら談話をリードしているその中の一人が何か二言三言言ったと思うと他の二人が声をそろえて爆笑する、それに誘われて話し手自身も愉快そうに大きく笑っている。
寺田寅彦 三斜晶系 青空文庫
……「畳で言いますと」――話し手の若い人は見まわしたが、作者の住居にはあいにく八畳以上の座敷がない。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
それは話し手が激しい感情に捕われていたため、早口に順序もかまわずに話されたのだったけれど。
THE YELLOW FACE 黄色な顔 青空文庫
「いかにも話し手が婦人だということがすぐわかるようで、きいていて、なんとなく上品で、きれいな感じがする。
DEN FLYVENDE KOFFERT ひこうかばん 青空文庫
2
標準
one who is skilled at speaking