照星
しょうせい
名詞
標準
bead (of a gun)
文例 · 用例
凡ては眩し、痛々し、笑ふよしなし、小船は動き、輪に廻り、また一線に歎けども落ちつかむ、狙ひ射たむとぞ燥れども、照星は照尺を超え、銀の櫓櫂は日輪光に欺かる。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
七歳の時|紅梅を御覧じて「梅の花|紅脂のいろにぞ似たる哉|阿古が顔にもぬるべかりけり」十一の春斉衡二年父君より月下梅といふ詩の題を玉ひたる時|即坐に「月輝如晴、雪梅花似照星可憐金鏡転庭上玉房|馨」御祖父清公御父是善卿の学業を受嗣玉ひて文芸はさらなり、武事にも疎からずまし/\けり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
鉄砲が右や左に傾いていたり、照星を正しく照門の中に現わすことを忘れていたり、風や光線の方向を無視したりしたのでは、かりに気分だけは無念夢想になり、鉄砲や的と一如になったつもりでも、それは真の主客一如だとはいえない。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
彼の瞳と、照門と照星をつらぬく彼方に、窓の外に展がる密林の暗さがあった、太い幹や細い枝に蔓草がからみ、薄赤い小さな実が蔓のあちこちに点じている。
— 梅崎春生 『日の果て』 青空文庫
照星の彼方に高城の姿が小さく揺れる。
— 梅崎春生 『日の果て』 青空文庫
作例 · 標準
彼は獲物をし止めるため、銃の照星を標的にしっかりと合わせた。
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長年の使用により照星が摩耗していたので、新しい部品に取り替えた。
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射撃の名手は、照星越しに風の流れを読み取り、静かに引き金を引いた。
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