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笑声

しょうせい
名詞
1
標準
laugh
文例 · 用例
それから附添人の婆などの皺枯れた、けれどもよく透る冗談話や笑声も。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
あちらこちらの暗がりで笑声が聞えた。
寺田寅彦 雑記帳より(2) 青空文庫
民子が跡から菅笠を被って出ると、母が笑声で呼びかける。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
十月十六日政夫民子様 学校へ行くとは云え、罪があって早くやられると云う境遇であるから、人の笑声話声にも一々ひがみ心が起きる。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
湊の対応ぶりに有頂天になった相手客が、なお繰り返して湊に盃をさし、湊も釣り込まれて少し笑声さえたて乍らその盃の遣り取りを始め出したと見るときは、ともよはつかつかと寄って行って「お酒、あんまり呑んじゃ体にいけないって云ってるくせに、もう、よしなさい」 と湊の手から盃をひったくる。
岡本かの子 青空文庫
妾は急いで佐野の楽屋に這入ってみると、彼は武士姿に扮して、鏡の前で人形のように白粉を真白に塗っていたのが、妾を認めると、不意にからからと空虚な笑声をたてて妾に近寄ってくるのです。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
叫ぶもの呼ぶもの、笑声|嬉々としてここに起これば、歓呼|怒罵乱れてかしこにわくというありさまで、売るもの買うもの、老若男女、いずれも忙しそうにおもしろそうにうれしそうに、駆けたり追ったりしている。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
源叔父は櫓こぎつつ眼を遠き方にのみ注ぎて、ここにも浮世の笑声高きを空耳に聞き、一言も雑えず。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
作例 · 標準
隣の部屋から子供たちの楽しげな笑声が聞こえてきて、思わず心が和んだ。
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宴会場には人々の快活な笑声が満ち、終始和やかな雰囲気に包まれていた。
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彼女の鈴を転がすような笑声は、沈んでいた職場の空気を一瞬で明るく変えた。
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