施米
せまい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #31182 · 青空 48 例
標準
rice given in charity
文例 · 用例
聞いて下さいやしこうじゃわいな、お前さん、過日切通の枳殻寺で施米があると云うから、この足で、鮫ヶ橋から湯島|下りまで、お前様、小半日|懸って行ったと思わっしゃれ、そうすると切符を渡して、なお前様、明日来い、米と引替えるというではござらぬか。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
老婆は額を地に擦付け、「はいはい、誠に早や推付がましゅうございまするが、御見懸け申せば、はいはい、どうやら御施米がござる様子、少々ずつ御遣し下されまし。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
大阪蔵屋敷 施米に群れている群集のどよめきが、調所の居間まで、伝わって来ていた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
もっと汚れたのと、着更えて行ったろ」 と、頑強な男が施米所へ走り出した。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
では、町奉行所にお願いを立て、貧民への施米、破格の廉売というのも、まことのことでござりますな?
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
それを開いて施米したら、餓死するものもあるまいに、勝手な事情に遮られて、そうすることも出来ないものと見える」 心中でこんなことを思いながら、お米倉の方角へ眼をやった。
— 国枝史郎 『前記天満焼』 青空文庫
「寛保二年、閏十月の饑饉、武州川越、奥貫五平治、施米の型とござあい――」 頼まれもしないに寄って来て、袋の結び目から、受けなしの片手をさし込んでの一掴み、口上交りで米友の手伝いをはじめました。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
微笑して施米をお受けになった。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
作例 · 標準
お寺では、困っている人々にお米を施米する活動を行っています。
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飢饉の際には、多くの村人が施米を受け取り、飢えをしのぎました。
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昔は、お寺や裕福な人々が民衆のために施米を行うことが一般的でした。
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