慈善
じぜん
名詞頻度ランク #15536 · 青空 644 例
標準
charity
文例 · 用例
智識でも慈善事業でも其の他何物でもない、断じてない!
— 中原中也 『詩論』 青空文庫
道端に乞食が一人しゃがんで頻りに叩頭いていたが誰れも慈善家でないと見えて鐚一文も奉捨にならなかったのは気の毒であった。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
各自の望みを追うに暇のない世人は、たまに彼の萎びた掌に一片の銅貨を落す人はあっても、おそらくはそれはただ自分の心の中の慈善箱に投げ入れるに過ぎぬであろう。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
要するに本当の慈悲とは、相手の立場や本質を考え、自分の慈善的感情本位でない施行に於いて本然の達成が遂げられるのです。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
「紅毛人は、やっぱし、教会だとか慈善だとか云ってけつかって、かげじゃなか/\大きな商売をやっているね。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
欺瞞的な慈善事業を行った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そのほかにも何かの慈善音楽会というようなものもあって、そんなおりには私にとっては全く耳新しかったいろいろのソロなどを聞く事もできた。
— 寺田寅彦 『二十四年前』 青空文庫
要するに本当の慈悲とは、相手の立場や本質を考え、自分の慈善的感情本位でない施行において本然の達成が遂げられるのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫