前触れ
まえぶれ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #29823 · 青空 187 例
標準
advance warning
文例 · 用例
敵は靉河右岸に沿い九連城以北に工事を継続しつつあり、二十八日も時々砲撃しつつあり、二十六日|九里島対岸においてたおれたる敵の馬匹九十五頭、ほかに生馬六頭を得たり――「どうです、鴨緑江大捷の前触れだ、うれしかったねえ、あの時分は。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
東京から来るのもあり、仙台あたりから来るのもあり、尖端的な歌劇の一座ともなれば、前触れに太鼓や喇叭を吹き立て、冬|籠りの町を車で練り歩くのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
養父の宗十郎はこの頃|擡頭した古典復活の気運に唆られて、再び荻江節の師匠に戻りたがり、四十年振りだという述懐を前触れにして三味線のばちを取り上げた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
根雪に残るのじゃあございません、ほんの前触れで、一きよめ白くしましたので、ぼっとほの白く、薄鼠に、梟の頂が暗夜に浮いて見えました。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
「とても、そこまでは行けまい、しかしお嬢さんの足もだいぶ山に慣れて来たようだから、試しに」という前触れで出かけたのでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
すなわち、成績のわるい支店の鼻の先に、何の前触れもなしに、いきなり総発売元の直営店を設置したのがそれだ。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
囃し連るる三味線太鼓、鼓の音なぞ、今までに例のない物々しい道中の前触れに続いて、黒塗、三枚歯の駒下駄高やかに、鈴の音もなまめかしく、ゆらりゆらりと六法を踏んで来る満月花魁の道中姿。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
たまには、前触れなしの秋が来たらおもしろいかもしれない。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
作例 · 標準
昨日から妙に腰が痛むのは、大きな地震が来る前触れだったのかもしれない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
何の相談も前触れもなく会社を辞めると言い出した彼に、周囲は困惑した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
雲の流れが急に速くなり、激しい夕立の前触れを感じさせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
herald
作例 · 標準
春の前触れとして知られる梅の花が、庭の片隅でひっそりと咲き始めた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
北欧の伝説では、オーロラは豊作や吉事の前触れとして崇められてきたという。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
古い屋敷に棲むという黒猫の鳴き声は、不吉な出来事の前触れとして恐れられた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview