艶聞
えんぶん
名詞
標準
rumour of a love affair
文例 · 用例
」三浦君は苦笑して、次のような羨やむべき艶聞を語った。
— 太宰治 『律子と貞子』 青空文庫
艶聞というものは、語るほうは楽しそうだが、聞くほうは、それほど楽しくないものである。
— 太宰治 『律子と貞子』 青空文庫
以上は、三浦君の羨やむべき艶聞の大略であるが、さて問題は、この姉と妹、どちらにしたらいいか三浦君が迷っているという事にあるのだ。
— 太宰治 『律子と貞子』 青空文庫
僕は艶聞か何かだと思っていた。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
二葉亭は多情多恨で交友間に聞え、かなり艶聞にも富んでいたらしいが、私は二葉亭に限らず誰とでも酒と女の話には余り立入らんから、この方面における二葉亭の消息については余り多く知らない。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
その頃緑雨の艶聞がしばしば噂された。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
以前の緑雨なら艶聞の伝わる人を冷笑して、あの先生もとうとう恋の奴となりました、などと澄ました顔をしたもんだが、その頃の緑雨は安価な艶聞を得意らしく自分から臭わす事さえあった。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
それでその頃は維新には間もある事で、世の中も穏かであったのみならず、役が御留守居だから、だいぶ金を使って風流をやったそうだ」「その人の事について何か艶聞が――艶聞と云うと妙ですが――ないでしょうか」「いや才三については憐れな話がある。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
作例 · 標準
彼の最近の艶聞が、週刊誌のトップ記事になっている。
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大学時代、教授の艶聞が学生たちの間で密かに噂されていた。
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会社の同僚の艶聞を聞いたが、信じられない気持ちでいっぱいだった。
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