出発点
しゅっぱつてん
名詞
標準
starting point
文例 · 用例
ふたたび私は、すごすご出発点に引返して、全身くたくたに疲れ、ぜいぜい荒い息を吐きながら、スタートラインに並んだ。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
そうして、ふたたび出発点に立った。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
――この男は甞て心的活動の出発点に際し、純粋に自己自身の即ち魂の興味よりもヴァニティの方を一足先に出したのです。
— 中原中也 『小林秀雄小論』 青空文庫
ブートルーは「神秘説の心理」と題する論文のうちで、神秘説に関して「その出発点は精神の定義しがたい一の状態で、ドイツ語の Sehnsucht がこの状態をかなり善く言い表わしている{2}」といっているが、すなわち彼はフランス語のうちに Sehnsucht の意味を表現する語のないことを認めている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
なお、客観的表現を出発点として「いき」の構造を闡明しようとする者のほとんど常に陥る欠点がある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
しかるに客観的表現を出発点として「いき」の闡明を計る者は多くみなかような形相的方法に陥るのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作画に対する根本の出発点が既にこういうところにあるとすれば津田君の画を論ずるに伝説的の技巧や手法を盾に取ってするのはそもそも見当違いな事である。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
しかしともかくも出発点における覚悟と努力の向け方においては自分が本当の南画の精神要旨と考えるものに正しく適合している。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
作例 · 標準
「今日の失敗を嘆くのではなく、これを成功への新たな出発点だと考えて、明日からまた頑張ろう。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この小さなガレージこそが、後に世界を席巻することになる巨大テック企業の記念すべき出発点だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
議論が紛糾してしまったので、一度出発点に戻って、そもそも何のためにこのプロジェクトを始めたのかを再確認した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview