教鞭
きょうべん
名詞頻度ランク #29038 · 青空 98 例
標準
teacher's cane
文例 · 用例
英語の教鞭を取る、神田三崎町の第五中學へ開校式に臨んだが、小使が一人梁に挫がれたのと摺れ違ひに逃出したと言ふのである。
— 泉鏡太郎 『露宿』 青空文庫
それが僕の出身の學校なのです、四十|幾歳の屈強な體躯をした校長大島氏は、四五|人の教員を相手に二百|餘人の生徒の教鞭を採つて居られます。
— 国木田独歩 『日の出』 青空文庫
そのある教師とは、やはり先生の膝下に教鞭を執っている吉川訓導なのでございますが、わたしはその理由を詳しく証明いたしたくはございません。
— 佐左木俊郎 『錯覚の拷問室』 青空文庫
其時知人から此の程設立になつた九州の商業學校に教鞭を執ることを勸誘されました。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
先生は十年一日のごとく高等学校に教鞭を執って薄給と無名に甘んじている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
こんどは、坐った位置から、うしろ手にもった教鞭をリズミカルに動かしながら、生徒を見まわるといった思い入れの、関口先生の表情をあおったパーン。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
時には竹の教鞭で背中を引っぱたかれた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
わたしなども授業中に隣席の生徒とおしゃべりをして、教鞭の刑をうけたことも再三あった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫