胃薬
いぐすり
名詞頻度ランク #42128 · 青空 6 例
標準
stomach medicine
文例 · 用例
大食と胃薬とは雑草同士の絡み合いなのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
彼の仕事も三人力で、山から白土を掘り出すのだが、この土は武田製薬の胃薬の原料になるものだ。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
他は悉くといってもいい、誰かに、どこかで恨みの片影を持って生活しているときに、上空では自己を忘れた精密な死闘を演じ、下のここでは、戦争を忘れた平和な胃薬掘りの一白痴図が潜んでいたのだ。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
神官は村医の言葉の中の今のうちに、と言うのがどんな恐ろしい宣言であるかも知らず胃薬を受け取ると晴れやかな顔をして社務所へ帰って来た。
— 永井隆 『ロザリオの鎖』 青空文庫
原住民たちは多数の下剤、胃薬、吐剤、麻酔薬、駆虫剤、催淫剤、香料、発泡剤、発赤剤、を知っている。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
評価されているものは胃薬として、胡椒、クロープ、緑色のオレンジ皮、コリアンダー、ホオノキ、ニワトリのそ嚢、その他。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
最初はさしたることでもあるまいと思って、買いぐすりなどを飲ませていると、夜の五ツ(午後八時)頃になって、いよいよひどく苦しみ出して、しまいには吐血した。
— 筆屋の娘 『半七捕物帳』 青空文庫