親鳥
おやどり
名詞
標準
parent bird
文例 · 用例
また片方の尖っている方が親鳥の腹の下へ沢山詰め込むのに都合がよいからだという説もある。
— 寺田寅彦 『卵の形』 青空文庫
これから考えると、生れる雛の雌雄いずれが多いかという事はその親鳥の食餌や鳥屋の温度その他の周囲の状況できまるものだという事が分る。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
おれはまた親鳥のやうに頸をのばして巣の中をのぞいた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
もっとも親鳥がこんな格好をして水中を泳ぎ回ることは、かつて見たことがない。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
これはたしかにひなと親鳥とではその生理的機能にそれだけの差があることを意味するのではないかと思われる。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
そうしてまっしぐらに水中をおそらく三メートル以上も突進して行って、静かに浮かんでいる白の親鳥のそばに浮き上がったかと思うと、いきなりその首筋に食いついて、この弱々しい小柄の母鳥のからだを水中に押し沈めた。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
根に潛んで、親鳥が、けたゝましく呼ぶのに、親の心、子知らずで、きよろりとしてゐる。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
如何に踏み迷っても、ひとたび国難到来すれば、雛の親鳥の周囲に馳せ集うが如く、一切を捨てて皇室に帰一し奉る。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
作例 · 標準
親鳥がせっせと餌を運んで、雛たちを育てている。
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巣から落ちた雛を見つけ、親鳥が心配そうに周りを飛び回っていた。
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子育て中の親鳥は、普段よりも警戒心が強い。
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