中衣
ちゅうい
名詞
標準
inner layer of clothing
文例 · 用例
秋のあらしに、影の中衣剥がれし梢は、濁りて曇りし鏡の上に、冷かなる其の冠をぬぐまもあらず、落る木の葉の一ひらごとに皺の刻みは眠れる水にひろがりて、凋落を迎ふる水の面に、落る木の葉はゆるやかに流る。
— 仏蘭西近代抒情詩選 『珊瑚集』 青空文庫
しかも、そんな筒井の考えにはこの家を売るのに都合のよい立退の仕儀にもなり、道中衣裳の費用にも役立つのであった。
— 室生犀星 『津の国人』 青空文庫
こういう所作を首途にしてわたくしは池上の寮へ移りますと、池上は大悦びで寮の家の自分がしょっちゅういる客座敷をわたくしに明渡すと言いますのを、流石に女のわたくしは遠慮しますと、縁側が鍵の手に曲っている小さい茶室造りの方へわたくしを宛がいました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「何ちゅういい札だい!
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
何ちゅういい札だい!
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
そしてその女と母とがしょっちゅういさかいをしたり罵りあっているのを見た。
— 金子ふみ子 『父』 青空文庫
そしてその女と母とがしょっちゅういさかいをしたり罵り合っているのを見た。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
ケンは岩鼻のところに立ち、ダビットが岩をこえてそろそろ下へおりていくのをちゅうい深く手つだった。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
作例 · 標準
寒かったので、コートの下に中衣をもう一枚着た。
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着物の下には、肌着と中衣を重ねて着るのが一般的だ。
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汗をかいても快適なように、通気性の良い中衣を選んだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
出典: 中衣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0