嚇怒
かくど
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
greatly enraged
文例 · 用例
鎌倉殿は、船中において嚇怒した。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
悟空には、嚇怒はあっても苦悩はない。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
武帝ははじめて嚇怒した。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
山名宗全、但馬に在って是を聞き、「我軍功の封国何ぞ賊徒の族をして獲せしめんや」 と嚇怒して播磨を衝き、次いで義政の許しを得ないで入洛した。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
鎌倉殿は、船中に於て嚇怒した。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
同時に当然のごとく退屈男が嚇怒して、大声に叱咤でもするだろうと思いのほかに、その一語をきくや否や、期せずして凄艶な面に上ったのは、にんめりとした不気味この上ない微笑です。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
同時に当然のごとく退屈男が嚇怒して、大声に叱※でもするだろうと思いのほかに、その一語をきくや否や、期せずして凄艶な面に上ったのは、にんめりとした不気味この上ない微笑です。
— 第四話 京へ上った退屈男 『旗本退屈男』 青空文庫
とくに、この家の細君はその頃になると、何かいつも嚇怒を抑へつけてゐるやうな貌だつた。
— 原民喜 『飢ゑ』 青空文庫
作例 · 標準
「貴様、私の顔に泥を塗るつもりか!」と、上官は顔を真っ赤にして嚇怒した。
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温厚なはずの父が珍しく嚇怒した様子を見て、家族全員が息を呑んで静まり返った。
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重臣たちは、王の嚇怒を鎮めるためにどのような言葉を尽くすべきか苦悩した。
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彼の嚇怒は雷鳴のように激しく、周囲の誰もが目を合わせることすらできなかった。
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