憤怒
ふんぬ異読 ふんど
名詞名詞-の形容詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #38501 · 青空 1095 例
標準
anger
文例 · 用例
彼は憤怒し、そして一つの超人的勇躍を試みた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
」あからさまに憤怒の口調になっていた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
「愚に耐えよ」という言葉は、自嘲でなくして憤怒であり、悲痛なセンチメントの調を帯びてる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
かつて何物をも信ずることなく汝の信ずるところに憤怒を知れり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
汽車は曠野を走り行き自然の荒寥たる意志の彼岸に人の憤怒を烈しくせり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
『間拔奴、見損やがつたか、汝、記憶えとけ、深川の芳兄いてで鳴らしたもんだい、手前達の樣な、女たらしに、一文たりとも貰ふ覺えはないぞ、ヘツ、どうだい、その面は、いやにキヨロツキやがつて、憚乍ら口惜しけりや腕ツコキで來い、白痴ツ』『女たらし』の一言に力を罩めて憤怒の焔燃ゆるが如し、果然彼には一物あり。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
憤怒に似たものをさへ、覺える。
— 太宰治 『「人間キリスト記」その他』 青空文庫
おそろしい悲しみと、歯噛みしたいような憤怒とが、一度に彼の腹の底からこみ上げて来た。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
作例 · 標準
無抵抗の市民に向けられた理不尽な暴力に対し、彼は抑えきれない憤怒の炎を燃やした。
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仏像の顔には、悪を威嚇し調伏するためのすさまじい憤怒の表情が刻み込まれていた。
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彼女は裏切りを知った瞬間、絶望がやがて激しい憤怒へと変わっていくのを感じた。
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