帳面
ちょうめん
名詞
標準
notebook
文例 · 用例
社長に泣きつけば自分だけはまだ入れて呉れるかも知れないといふ位に考へてゐた彼女は、それにどう返事して好いか悪らずに、几帳面に坐つてさへゐれば好いことにしてゐた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
物理学者が尺度の比較をする時には寒暖計を八かましく云っても、天王星やシリアスの位置を帳面につける必要はまだない。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
その間に我が親愛なる税関吏は止みなくチューインガムをニチャニチャ噛みながら品物を丹念に引出し引っくら返しては帳面に記入するのであった。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
ごつ/\した、几帳面な藤井先生までが、野球フワンとなっていた。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
律儀な、几帳面な男でもない。
— 黒島傳治 『自画像』 青空文庫
代々の出入先であるから、堺屋から小幡の屋敷へ入れた奉公人の名前はことごとく帳面に記されてある筈であつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
小幡の云つた通り、最近の帳面にはおふみといふ名を見出すことが出來なかつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
」 さうは思ひながらも、をぢさんはまだ強情に古い帳面を片端から繰つてみた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会議中に、重要な情報を素早く帳面にメモした。
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学校では、先生の話を帳面に書き留めるように指導される。
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母は家計簿の代わりに、手製の帳面を使って支出を記録していた。
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