固陋
ころう
形容動詞名詞
標準
stubbornly sticking to old ways
文例 · 用例
特に徳川幕府の圧制した江戸時代で、一層これが甚だしく固陋となった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
おしかは、人間は学問をすると健康を害するというような固陋な考えを持っていた。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
福沢諭吉という方は、維新後の日本に物質文明の必要なることを痛感せられ、極力その智識を輸入し、また国民間にその普及を図られた今日の日本文化の有力なる指導者の一人でありましたが、当時固陋の人々からは、俗学者だとか、拝金宗の親玉だとか言われました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
學を做す偏狹固陋なるも病であるが、學を做す博大にして淺薄なるも、また病である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
その城壁の隙間から見える先生達の固陋さを碎いてしまひたかつた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
私慾を絶滅した完全なる個人と言ひ、相互扶助の感情と言ふが如きは、如何に固陋なる保守的道徳家に取つても決して左迄耳遠い言葉で有る筈が無い。
— 林中の鳥 『所謂今度の事』 青空文庫
其處が固陋な分子を有して居たに拘らず何時でも非常に若くて居た所以であるかも知れない。
— 長塚節 『記憶のまゝ』 青空文庫
)餘りに自己の固陋な尺度を當て篏めようとするに對して反抗の態度を執ることが有つても皆誠實な人々である。
— 長塚節 『記憶のまゝ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は新しい技術を全く受け入れようとせず、古老な考え方に固執している。
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その政治家は固陋な政策を推し進め、国民の反感を買った。
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いつまでも固陋な態度では、進歩は望めないだろう。
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