古老
ころう
名詞
標準
old person (knowledgeable about events of the distant past)
文例 · 用例
これに聯関して、やはり土佐で古老から聞いたことであるが、暴風の風力が最も劇烈な場合には空中を光り物が飛行する、それを「ひだつ(火竜?
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
関のさびれた町に入って主人は作楽井が昨年話して呉れた古老を尋ね、話を聞きながらそこに持ち合っている伊勢詣りの浅黄の脚絆や道中差しなど私に写生させた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
彼らの中の古老は気象学者のまだ知らない空の色、風の息、雲のたたずまい、波のうねりの機微なる兆候に対して尖鋭な直観的|洞察力をもっている。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
」 と町内第一の古老で、紺と白の浴衣を二枚重ねた禪門。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
古老の曰く、「心中の敵、最も恐るべし。
— 太宰治 『鬱屈禍』 青空文庫
「古老の話によると、旧幕以来、こういう災害のあとには金魚は必ず売れたものである。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
とかく昔の浪花あたり、このような粋人とおそろしい茶屋が多かったと、その昔にはやはり浪花の粋人のひとりであった古老の述懐。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」「いかって、とくした人ないと古老のことばにもある。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
作例 · 標準
村の古老が、昔この地に伝わる不思議な話を語ってくれた。
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地域の歴史を尋ねるなら、あの神社の古老を訪ねるのが一番だ。
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古老たちの知恵と経験が、この集落を支えている。
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