頑迷
がんめい
形容動詞名詞
標準
bigoted
文例 · 用例
こうした人々の談話の中には、農民一流の頑迷さが主張づけられていた。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
もとより、これは諷刺に非ず、格言に非ず、一篇のかなしき物語にすぎず、されど、わが若き二十代の讀者よ、諸君はこの物語讀了ののち、この國いまだ頑迷にして、よき通事ひとり、好學の白石ひとりなきことを覺悟せざるべからず。
— 太宰治 『「地球圖」序』 青空文庫
野暮な常識臭いものを固く執つて動かない蘆庵の頑迷|不遜が彼の感興を醒した。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
旧弊な家風に反抗し、頑迷冷酷な義父と戦い、自由を求めて再び大学へ帰って来た、真実の友、正義潔白の王子として接吻、乾盃の雨を浴びるでしょう。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
私、幼くして、峻厳酷烈なる亡父、ならびに長兄に叩きあげられ、私もまた、人間として少し頑迷なるところあり、文学に於いては絶対に利己的なるダンディスムを奉じ、十年来の親友をも、みだりに許さず、死して、なお、旗を右手に歯ぎしりしつつ巷をよろばいあるくわが身の執拗なる業をも感じて居るのだ。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
学生とは本来、青いマントを羽織ったチャイルド・ハロルドでなければならぬと、私は頑迷にも信じている者であります。
— 太宰治 『心の王者』 青空文庫
馬鹿な、頑迷のこの音楽を、聞きたい人だけは聞くがよい。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
頑迷その物の化身かと思はれるやうな教頭がゐた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
作例 · 標準
彼の頑迷な考え方には、もう誰もついていけない。
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伝統を守ることは大切だが、頑迷になりすぎると新しいものを受け入れられない。
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あの老人は、頑迷なまでに自分の意見を曲げようとしない。
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頑迷な態度が原因で、会議は一向に進まなかった。
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