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鼓楼

ころう異読 くろう
名詞
1
標準
temple tower housing a drum for marking the passing of time
文例 · 用例
こうした避難民のため、その当時寂びれていた鼓楼大街の如きは忽ち繁華の街となった程である。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
……」(二)、「ここは鼓楼東大街の北である。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
民衆娯楽場とも云ふべき鼓楼では、車を降りて屋台店の間を縫ひ、掛小屋の芝居をのぞき、文字通り支那群衆に取り巻かれて、私は少しも不安を感じなかつた。
岸田國士 北支物情 青空文庫
渋味のうちに籠められた甚だ清潔にして華麗な思想や、色彩の趣味や、部分的には鐘楼と鼓楼の睨み合つた落付など、均斉の意志といふことは別として一面人に泌みるところの現実の安定感を思ふだけでも、恐らく隠元その人は遠く狂者と離れた人で、隠元豆の円味すら帯びた人格であつたかも知れません。
坂口安吾 女占師の前にて 青空文庫
いま脳味噌の内部ではどうやら鼓楼の全形が単調な均斉にまで高められたところであります。
坂口安吾 女占師の前にて 青空文庫
ところで鼓楼の階段が今脳味噌の内部に於て建物の右にあるか左にあるか中央にあるか知りませんが、かりに中央にあるものならこれを我々の独断でちよつと右へ移してみませう。
坂口安吾 女占師の前にて 青空文庫
鼓楼のある三つの大門と、電光形の石階と、迷路のように上下八方に通じている暗道の仕掛を見ると、この宏大な宮殿は王宮と城塞をかねていることがわかる。
久生十蘭 新西遊記 青空文庫
和堂に連れられて宏大な法皇宮のわきの石段をのぼり、大仏殿の鼓楼の前へ出た。
久生十蘭 新西遊記 青空文庫
作例 · 標準
古都にあるお寺の鼓楼から、夕方に鐘の音が響き渡る。
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歴史的建造物として、その鼓楼は大切に保存されている。
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お祭りの日には、鼓楼から威勢の良い太鼓の音が聞こえてきた。
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ウィキペディア

鼓楼(ころう)は、中国、日本など東アジア文化圏において、城郭、都市、宗教施設敷地内などに建てられる、太鼓を設置するための建物。太鼓を鳴らすことによって、時報や、緊急事態発生の伝達などの役割を果たした。太鼓楼(たいころう)などと称する場合もある。類似した機能をもつ建物に鐘楼やミナレット(イスラームのモスクに付属する塔。肉声またはスピーカーで礼拝の時刻を知らせる)がある。

出典: 鼓楼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0