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甲羅

こうら
名詞頻度ランク #36153 · 青空 247
1
標準
shell (of a crab, tortoise, etc.)
文例 · 用例
辨天樣の池畔などで、ぐつたり寢そべつて甲羅を干してゐるのは、あれは、いしがめとでもいふのであらうか、繪本には時々、浦島さんが、あの石龜の脊に乘つて小手をかざし、はるか龍宮を眺めてゐる繪があるやうだが、あんな龜は、海へ這入つたとたんに鹹水にむせて頓死するだらう。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
十年ほど前、(私も、としをとつたものだ)沼津の海濱の宿で一夏を送つた事があつたけれども、あの時、あの濱に、甲羅の直徑五尺ちかい海龜があがつたといつて、漁師たちが騷いで、私もたしかにこの眼で見た。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
私のこの甲羅の上に腰かけて下さい。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
龜の甲羅に腰かけるなどは、それは狂態と言つてよからう。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
さあ早く私の甲羅に乘つて下さい。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
風流の講釋は、あとでゆつくり伺ひますから、まあ、私の言ふ事を信じてとにかく私の甲羅に乘つて下さい。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
」と苦笑しながら、「仰せに隨つて、お前の甲羅に腰かけてみるか。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
」 龜の甲羅に浦島が腰をおろしたとみるみる龜の脊中はひろがつて疊二枚くらゐ敷けるくらゐの大きさになり、ゆらりと動いて海にはひる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
作例 · 標準
海辺で拾ったカメの甲羅は、複雑な幾何学模様が刻まれていて美しかった。
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カニが脱皮した直後の甲羅はまだ柔らかく、敵から身を守るために岩陰に隠れている。
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水槽の中で、スッポンが自分の甲羅をブラシで洗ってもらっている姿が愛らしい。
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2
標準
(person's) back
作例 · 標準
重いリュックを背負った彼の甲羅は、長旅の疲れで少し丸まっていた。
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おじいさんの広い甲羅に捕まって、子供の頃によくおんぶをしてもらったものだ。
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「自分の甲羅をしっかり伸ばして歩きなさい」と、姿勢の悪さを母に注意された。
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3
標準
years of experience
作例 · 標準
彼は若く見えるが、業界で何十年も修羅場をくぐり抜けてきた甲羅の持ち主だ。
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「そんな小細工は通用しないよ」と、甲羅を経たベテラン刑事が鼻で笑った。
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新米の課長にはまだ、あの部長のような百戦錬磨の甲羅は備わっていない。
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ウィキペディア

甲羅(こうら)とは、カメやカニなどの動物に見られる、背側の外骨格または殻状の部位である。種類により甲皮 ともいい、また背部に持つことを強調して背甲(はいこう)とも言われる。

出典: 甲羅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0