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寄せ

よせ異読 ヨセ
名詞頻度ランク #3095 · 青空 133
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yose
文例 · 用例
窓の外は真つ暗で、硝子に額をすり寄せて見ても森と空との境界も漸く見分けられるくらゐであつた。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
自分はさらに女中に命じて、念のために新聞を取り寄せさせた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
何故に彼が、あの文壇の大家芥川龍之介君が、私の如き非才無名の一詩人に對して、特別の好意と友情とを――時としては過分の敬意さへも――寄せられたかといふことは、今にして始めて了解出來たのである。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
それは私の故郷の景物を歌つたもので、鬱憤と怨恨とにみちた感激調の數篇を寄せたものであつたが、彼がその詩を讀んで行く中に、やみがたい悲痛の感動が湧きあがつてきて、心緒の興奮を押へることができなくなつた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
孤高|狷介のこの四十歳の天才は、憤ってしまって、東京朝日新聞へ一文を寄せ、日本人の耳は驢馬の耳だ、なんて悪罵したものであるが、日本の聴衆へのそんな罵言の後には、かならず、「ただしひとりの青年を除いて」という一句が詩のルフランのように括弧でくくられて書かれていた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
たちまち、ざぶりと大波が押し寄せ、その内気な遭難者のからだを一呑みにして、沖遠く拉し去った。
太宰治 一つの約束 青空文庫
追ひつめられた志士、いまは甲府の安宿に身を寄せて、ひそかに再擧をはかつてゐる。
太宰治 九月十月十一月 青空文庫
眉と眉との間に皺を寄せたり伸ばしたりしながら、竿のあちらの端とこちらの端をかはるがはるに見てゐた。
中原中也 良子 青空文庫
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gathering