脈絡
みゃくらく
名詞頻度ランク #23355 · 青空 173 例
標準
logical connection
文例 · 用例
その山は北の方から南へ向けて走る大きな山脈の、脈端には違いないのだが、繋がる脈絡の山系はあまりに低いので、広い野に突禿として擡げ出された独立の山塊にしか見えない。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
例えば現代の分子説や開闢説でも古い形而上学者の頭の中に彷徨していた幻像に脈絡を通じている。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行われるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝がわが曹の頭上にかがやき、香気が我らの胸に逼って、そして今人をして古文明を味わわしめ、それからまた古人とは異なった文明を開拓させるに至るのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
其の他暴ぶ氣と脈絡相通じ、調諧相應ずるものは、甚だ多いから、凡庸の多人數の集會の如きも、やゝもすれば愚擧を生ずる。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行はれるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝が吾曹の頭上にかゞやき、香気が我等の胸に逼つて、そして今人をして古文明を味はゝしめ、それから又古人とは異なつた文明を開拓させるに至るのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
嗚呼|暫時流離の胸も脈絡の炎に爛れ、痛楚なる人が呻吟も、念仏も悲鳴も知らず、情界の熱き愉楽に、わが霊は喘ぎ焦がれぬ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
それと同じ様に、自分の周囲の総ての関係が、亦時として何の脈絡も無い、唯|浅猿しく厭はしい姿に見える。
— 石川啄木 『氷屋の旗』 青空文庫
全篇を貫ける脈絡あるにあらず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話には全く脈絡がなく、何を伝えたいのか理解に苦しむ。
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突然、脈絡もなく過去の失敗を思い出して落ち込んでしまった。
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前後の脈絡から推測すると、この言葉は「感謝」を意味しているようだ。
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標準
blood vessel
作例 · 標準
顕微鏡で観察すると、網膜の奥に細い脈絡が走っているのが見える。
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脈絡の走行に異常がないか、詳しく検査を行う必要がある。
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この部分の脈絡が詰まると、視力に重大な影響を及ぼす恐れがある。
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