武人
ぶじん
名詞頻度ランク #43307 · 青空 528 例
標準
military man
文例 · 用例
歴史に名を止めたような、えらい武人や学者のどれだけのパーセントが一種のドンキホーテでなかったか。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
尊氏は夢窓國師に就いて禪を學び、その深奧を究めて居たが、この無抵抗主義の佛教哲學が、彼の場合に於ては、その武人としての境遇と一致せず絶えず深刻な矛盾に苦しんで居た。
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
ジユリアンの場合は、詩人が皇帝の家系に生れ、瞑想家であるべき人が、境遇のために武人となり、誤つて戰場に出たことに悲劇をもつてる。
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
さうした尊氏の外貌は、彼を理解しない武人等の眼に、おそらく馬鹿な「好人物」として見えたであらう。
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
曰く武人の時、文士何をか為さむと、アヽ果して為すべき事なき乎。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
文士筆を揮ふは、猶武人の剣を揮ふが如く、猶、農夫のを揮ふて内に耕すもの、農夫の家国に対する義務ならば、文士紙を展べて軍民を慰藉するもの、亦必ず文士の家国に対する義務ならざるべからず。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
体格は骨太の頑丈な作り、その顔は眼ジリ長く切れ、鼻高く一見して堂々たる容貌、気象も武人気質で、容易に物に屈しない。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
であるからもし武人のままで押通したならば、すくなくとも藩閥の力で今日は人にも知られた将軍になっていたかもしれない。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は生粋の武人らしく、どんなに不利な状況でも決して弱音を吐かなかった。
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その歴史小説は、戦国時代を生き抜いた名もなき武人たちの姿をリアルに描いている。
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祖父はかつて軍隊に所属しており、今でも武人としての誇りを胸に抱いている。
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