天国
てんごく異読 てんこく
名詞頻度ランク #5060 · 青空 1391 例
標準
paradise
文例 · 用例
旅人がアンデスの登山を悦ぶのは、麓が永久の春であるからだそうだが、山の天国は、発達した裾野を有するところの、富士火山帯に多くあらねばならない。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
彼が、そのまま、天国のように眺める、山や海の上の生活にも、絶えざる闘争があり、絶えざる拷問があったが、彼はそれを見ることが出来なかった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
クリストに云わせても、それほどに健康ではち切れそうだと、狭い天国の門を潜るにも都合が悪いであろう。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
この事件は洪秀全の太平天国以来組織的に築かれた支那共産党の一つの滅亡であった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
あらゆる暗黒の影が天地を離れて万象が一度に美しい光に照らされると共に、長く望んで得られなかった静穏の天国が来るのである。
— 寺田寅彦 『病院の夜明けの物音』 青空文庫
台湾の中央山脈を測量した時などは、蛮人百二十名巡査十五名を従え軍隊組織で行列二里にわたり、四日間の露営をしたそうであるが、これらは民間登山家などには味わうことのできない一種の天国行軍であろうと思われる。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
この島は天国のようでした。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
遠い美しい夢の天国が夕ばえの雲のかなたからさし招いているようなものであった。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
作例 · 標準
亡くなった祖母が天国で安らかに眠っていることを願うばかりだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この美しい景色は、まるで天国のような平和な場所だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「わあ、天国みたい!」と、子供は満開の花畑を見て目を輝かせた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash