口味
こうみ
名詞
標準
taste
文例 · 用例
むろん一口味わった時には、普通の白湯と変りが無いそうですけれども、その白湯を嚥み下さないで、ジッと口に含んだままにしていると、いつとはなしに崑崙茶の風味がわかって来る。
— 夢野久作 『狂人は笑う』 青空文庫
一口味わってみた私は、「ウン。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
彼は腹這ひになりながら、眼をつぶつて一口二口味ふやうに啜つて、顏をしかめた。
— 葛西善藏 『奇病患者』 青空文庫
二口三口味ふと食慾は次第に募つて、子供から貰つたのだけでは滿足出來なくなつて、自分の家の山に生つてゐる柿の實が頻りに目先にちらつき出した。
— 正宗白鳥 『避病院』 青空文庫
(一たい僕は、なぜこうみんなにいやがられるのだろう。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
こうみえてもなあ、おれは天界ホテルの令嬢マリよ。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
与吉はとみこうみて、肩のあたり、胸のあたり、膝の上、跪いてる足の間に落溜った、堆い、木屑の積ったのを、樟の血でないかと思ってゾッとした。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
こうみだれてしまっては仕方がない。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
作例 · 標準
このレストランの料理は、日本人の口味に合わせて繊細な味付けがなされている。
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お年寄りの口味を考慮して、煮物は少し柔らかめで薄味に仕上げることにした。
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地方によって口味が異なるため、全国展開する際は味の微調整が必要になる。
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