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魔性

ましょう
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #37051 · 青空 182
1
標準
devilish
文例 · 用例
此で思ふと……石を投げた狂人と云ふのも、女學生を連れた黒い媼さんの行列も、獸のやうに、鳥のやうに、散つた、駈けたと云ふ中に、其が皆、此の手紙を處置するための魔性の變化かも知れないと思ふんです。
泉鏡太郎 艶書 青空文庫
船室の中央に吊してある球燈の光は煌々と輝いて居るが、どうも其邊に何か魔性でも居るやうで、空氣は頭を壓へるやうに重く、實に寢苦しかつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
けれど私は心付くと、響の源は决して近い所ではなく、四邊がシーンとして居るので斯く鮮かに聽えるものゝ、少くも三四|哩の距離は有るだらう、何は兎もあれ斯る物音の聽ゆる以上は、其處に何者かゞ居るに相違ない、人か、魔性か、其樣な事は考へて居られぬ、兎に角探險と覺悟したので、そろ/\と丘を下つた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
渠は色を変えて、この美しき魔性のものを睨めたりけり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
またこれ一種の魔性たる馭者だも驚きかつ慄けり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
それは彼の最も世の中で価値ありとする品とか気位とか悧巧とかを誑惑する魔性のものに外ならなかつた。
岡本かの子 過去世 青空文庫
それは空中を鍵形に区切り、刃型に刺し、その区切りの中間から見透す空の色を一種の魔性に見せながら、その性全体に於ては茫漠とした虚無を示して十年の変遷のうちに根気よく立っている。
岡本かの子 かの女の朝 青空文庫
大都会の下町――そこにはあらゆる文化と廃頽の魔性の精がいて、この俊敏な青年の生命をいつかむしばみ白々しい虚無的な余白ばかりを残して仕舞った。
岡本かの子 高原の太陽 青空文庫
作例 · 標準
この地域では、人口の増加(増し)が顕著である。
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